ShizuokaOnlineのニュースサイトへようこそ。本ページはスタイルシートとJavascriptを使用しています。
トップニュースへジャンプ
一押し情報へジャンプ
ShizuokaOnline
検索キーワード入力フォーム
検索ボタン
ログアウト
文字サイズ
サイトマップ
TOP
TOP
スポーツ
|
コラム・読み物
|
紙面特集
|
本
TOP
番組表
TOP
番組表
|
ポッドキャスト
TOP
グルメ
|
イベント
|
シネマ
|
ミュージック
ShizuokaOnline
オリジナルコンテンツ
デジ記者Webレポート
ShizuokaOnlineのオリジナル企画。旬な話題を動画を交えてレポート。
New!
おとな派
「大人」の読者にじっくり味わってもらいたいニュースが満載。「寄稿・わが至福の時」も好評です。
キャンパス・ナビ
静岡県内の大学の話題は「キャンパス・ナビ」でチェック!
Webコラム 一灯
定額給付金?
スポーツコラム だんまく
「魔法の左足」支えた右ひざ
しずおかスポーツView
県内トップアスリートに迫る動画インタビューをお届けします。
ぱぱままにゅーす
子育て世代に役立つ話題満載の交流広場です。
故郷を見よ
静岡の方言
遠州の方言考
最新情報やニュースを
ケータイサイト
でもチェックできます。
お得なグルメ情報も掲載!
ショッピング
主催事業
主催イベント
愛の都市訪問
社会功労賞
善行賞
スポーツ賞
あすなろ賞
富嶽ビエンナーレ展
後援申請について
しずおか市町村対抗駅伝
SBSカップ国際ユースサッカー
なまず検定(地震防災検定)
まるごと浜松検定
富士山検定
キャンペーン
エコプロジェクト
富士山を世界遺産に
静岡かがく特捜隊
元気発見団!
ポッドキャスティング
ポットキャスティング一覧
おすすめコンテンツ
SBS学苑
静岡健康管理センター
ShizuokaOnline(静岡新聞社・静岡放送オフィシャルサイト) > Webコラム一灯
Webコラム一灯
高揚する人辞める人
2008/09/26
∋
麻生太郎氏68歳、高揚が傍目にも明らかな第92代首相が、官房長官らを従え自ら閣僚名簿を読み上げている頃、あの人はどうしていたのでしょうか。「あなたとは違うんです」と、いかにも卑小な捨て台詞を残して退任会見を締めくくった福田康夫氏のことです。在任1年の長短はもう問いませんが、それにしても、もう少しスマートな退場の仕方があったのではないか。一国の宰相なのですから。
∋
新内閣誕生に伴ってマスコミ各社が行う世論調査が出そろいました。共同通信社の調査では、麻生内閣支持率は48.6%、不支持32.9%という数字でした。普通、ご祝儀相場とかいって発足直後の支持率は比較的高めに出るようですが、いささか期待外れというのが周辺の感想ではないでしょうか。2代続けて政権を放り出した醜態の後遺症もあるでしょう。その福田さんの内閣の発足時の支持率57%、その前の安倍晋三内閣では65%だったといいますから、「48.6%」はどうにも意味深に思えるのです。
∋
支持率の数字から目を転ずると、「小泉元首相引退へ」の大見出しが静岡新聞フロント面に踊っています。総理5年半は、最近では長期政権でした。党内にさしたる支持基盤もなく総裁選出馬を重ねていたころは、ドン・キホーテと呼ばれていたその人の、大向こうをうならせる2001年の総裁選勝利。そして参院選。あの夏をはっきりと記憶しています。静岡市の繁華街は聴衆で埋め尽くされ、遊説に訪れた「純ちゃん」の絶叫に呼応して、異様とも思える熱気に包まれていたのでした。いわゆる劇場型政治の幕が開いたのです。「改革なくして成長なし」などのキャッチフレーズは、閉塞状況を打ち破る心地よい響きをもっていました。「自民党をぶっ壊す」と公約した総裁のもとで自民党は息を吹き返し、その後の郵政選挙で圧勝したのでした。いわゆる「国民的人気」に支えられ、「小泉」は一種のカリスマと化し、政治にポピュリズムが兆しているようにみえました。
∋
自らも責めを逃れられない後継政権の無残な失敗もあり、小泉改革は風前の灯といわれます。打ち出した重要政策はいずれも否定されつつあります。政治の風景はかくもあっさり転換してしまうのです。「36年間議員生活をしてきたが、自分の役割は済んだ。引き際を大事にしたい」というのが、引退の弁でした。「改革」の光の部分に酔った時間はほんのわずかで、今は影の側面が「格差社会」に象徴されるように暮らしを圧迫しているといわれます。
∋
「出処進退=役職にとどまることと役職を辞すること。身の振り方(大辞泉)」。日本人の美意識に深くかかわる言葉が、「引き際」でしょう。満開を迎えても、花の命ははかないもので、だからこそ桜を愛でるのです。組織を率いる立場に就いたその瞬間から、辞め時を念頭に置くのがトップの心得とされ、「辞表を抱く」などとも言うのです。出処進退いかにあるべきか。使命に殉ずる決意、いつなんどきでも去る覚悟。「千万人といえども吾(われ)征かん」の気迫でこそ歴史に残る仕事ができるというものです。小泉氏の心中やいかに、と想像します。
∋
同じ世襲議員、名門中の名門の麻生氏は、この幕引きをどんな思いでみているでしょうか。総裁選は圧勝だったものの、新内閣の船出はめでたさ「中くらい」といえそうです。小泉引退表明の前の調査だったとはいえ、余計に「48.6%」は考えさせるのです。これもやっとの思いで手中にした権力の座。妙に格式ばった言葉の数々が高揚のなせるところとは分かりますが、それに水を差すかのように、恬淡と去る御仁もある。これもまた、政治の面白味なのでしょうか。
(鮟鱇)
メールで記事を紹介
印刷する
[特集]
・
静岡新聞所蔵の絶景!富士山の空撮写真を「待ち受け画像」に!
・
旬のキー・ワードをコンパクトに解説。特集「ニュースの言葉」
ここから関連ニュース・バックナンバー
バックナンバー
定額給付金?
2008/11/14
オバマ演説
2008/11/06
医の懊悩
2008/10/31
宴の後に
2008/10/22
家族力
2008/10/15
ノーベル賞の系譜
2008/10/08
『王』たる所以
2008/10/03
麻生総裁誕生
2008/09/22
小島直記さんの教え
2008/09/16
コメの風景
2008/09/09
さらば総理
2008/09/02
フォア・ザ・チーム
2008/08/27
川根本町文沢
2008/08/19
遍在する戦場
2008/08/14
小川国夫追悼号
2008/08/07
川が、たけり狂う
2008/08/01
橋田信介さんの遺品
2008/07/25
現場
2008/07/18
国際ブックフェア
2008/07/11
落書き騒動
2008/07/04
休漁
2008/06/26
地震と対峙する
2008/06/19
居酒屋タクシー
2008/06/13
シバの女王香る
2008/06/06
福田語?
2008/05/30
世界をゆく現代書
2008/05/26
中国・四川、学校倒壊
2008/05/16
戦力外通告
2008/05/09
憶良ならずとも
2008/05/01
ほんとの出会い
2008/04/26
刺身党
2008/04/19
小川国夫さんを悼む
2008/04/11
職質心得
2008/04/05
若者がよみがえらせる街
2008/03/29
村上春樹、トム・マシュラー
2008/03/22
漫画の真実
2008/03/14
“電車男”とNIE
2008/03/07
アントレプレナー静岡
2008/02/29
ご当地ソング浜松
2008/02/22
日本人と英語
2008/02/15
国技の品格
2008/02/11
芥川の「鼻」とソーセージ
2008/02/06
ケネディの残像
2008/01/30
水は神の賜物
2008/01/26
本の背表紙
2008/01/19
藤枝東高 「一致を思う」
2008/01/14
ヒラリーからクリントンへ
2008/01/10
地方の息吹-アジアの中で(3)
2008/01/04
浅羽佐喜太郎-アジアの中で(2)
2008/01/03
文化財赤十字-アジアの中で(1)
2008/01/01
バックナンバー
2007年「Webコラム一灯」
2006年「Webコラム一灯」
2005年「Webコラム一灯」
2004年「Webコラム一灯」
ページのトップへ