夢膨らむ大きな走り
秋田わか杉国体決勝。「後半勝負」で臨んだレースは、残り30メートルで前を行く三輪(愛知)を猛然と追い上げ、頭からゴールに飛び込んだ。写真判定の結果、同種目では初の同着優勝だった。
「勝ったと思った。頭は僕の方が前だった」と悔しさもにじませる。それでも「今振り返ると、優勝はうれしい。三輪君とは仲良しなので、ともに喜び合えた」と素直に喜びを表現した。
小学3年で地元の陸上クラブに誘われ、軽い気持ちで参加したのがきっかけ。「どんどん記録が伸びるのが楽しくてのめり込んだ」という。中学ではジュニアオリンピック優勝も経験。184センチの体を生かしたスケールの大きい走りが魅力だ。
「今年こそ三輪君に勝てるよう冬季練習を頑張りたい」とライバル意識を見せ、「まずは夏の全国総体決勝に残りたい。将来は日本を代表する選手になりたい」と夢を膨らます。
御前崎市池新田。16歳。