努力信じ強気にパンチ
155センチの小柄な体。「対戦相手はみんな自分より大きく腕も長い。だから自分から前に出るしかない」と身につけた超攻撃的スタイルが、昨年大きく花開いた。
力のあるパンチで相手をロープ際へ追い詰め、懐へ飛び込みざまガードのすきを突く。先手を打って主導権を握る戦法を貫き、初めての全国の舞台だった高校総体では圧倒的な強さで県勢28年ぶりの王者となった。台湾ジュニアボクシング大会では海外でも通用する手応えを得た。
「急に上達したという感覚はない。ただ、練習したことが試合で出るようになってきた」と努力の成果を信じ、大会後も練習漬けの日々。部活動の後は5年前から通う伊東市内のボクシングジムでも汗を流す。
今年は注目の中での戦いになるが、「高校3冠を狙う」と強気。飛龍高の堀内敬三監督も「試合のたびに強くなる。まだ伸びる」と期待する。
伊東市湯川。17歳。