

JR袋井駅から車で15分ほどの山あいにある油山寺。遠州三山の1つとして知られる同寺で、燃えるような紅葉が見ごろを迎えています。
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油山寺は、大宝元年(701年)、行基大師に開設されたという真言宗の古刹(こさつ)で、山門や本堂の逗子、三重の塔が国の重要指定文化財となっています。奈良時代初期、孝鎌天皇が眼病を患ったとき、境内にある「るりの滝」の水で洗眼したところ全快したという言い伝えから、眼の霊山として信仰を集めて、日本三大薬師の寺としても知られています。
掛川城から移築された山門をくぐり紅葉を眺めながら散策すると、「るりの滝」の音が静寂の中に響きわたってきます。そこから長い石段を上り詰めると、桃山時代の三大名塔の1つに数えられる三重の塔が眼前に現れます。境内は、時代を超えた異空間がかたちづくられていました。

車・・・JR袋井駅から10分。東名袋井インターより15分。

山門をくぐると空一面に紅葉が広がり、鮮やかなグラデーションを描いていました。紅葉に囲まれながら一番上の本堂を目指し散策しました。途中にある「るりの滝」では、ご住職が30年間毎日朝夕、修行のため滝に打たれているそうです。急な階段を登ると姿を現す三重の塔は圧巻です。本堂は眼の霊山として信仰されていることもあり、たくさんの絵馬が風に吹かれてカラカラと音をたてていました。取材当日は平日にもかかわらず、大勢の参拝客や紅葉の見物客が訪れていました。