
紅葉クリップ第1弾の掲載から約3週間、真冬並みに冷え込む日も見られ、例年より遅いと指摘されていた葉の色づきは11月下旬から急加速しました。アットエスの特集「紅葉見どころ案内」でも「もう終わり」と表示されているスポットが増えています。今回のデジ記者レポートは紅葉クリップ第2弾として、秋の名残を訪ねる「遠州三山めぐり」に出掛けました。
※取材日は12月4日午後です。最新の状況はアットエスの特集「紅葉見どころ案内」をご覧いただくか、各寺にお問い合わせください。

東名高速道袋井インターチェンジから車で約5分、袋井市の秋葉総本山可睡齋に到着しました。徳川家康ゆかりの寺として知られる古刹です。地場産品が並ぶ山門前の土産物屋に目を奪われながら、境内に足を踏み入れると、赤や橙に色づいた木々が出迎えてくれました。時は午後2時過ぎ、木々の下に立つと、傾き始めた日の光が風に揺れる葉の間からキラキラと差し込み、紅葉を一層鮮やかに引き立てていました。

※プレイヤ-をお持ちでない方は、ここからダウンロ-ドして下さい。

続いて向かったのは目の病にご利益があると知られる油山寺(ゆさんじ)。袋井インターチェンジから車で15分ほどの距離です。短い石段を上がると、山門の向こう側に100メートルほど続く紅葉のトンネルが見えてきました。この日は見ごろのまっただ中、山門の手前に戻ってビデオカメラのファインダーをのぞくと、山門の柱、梁(はり)がキャンバスの縁取りのように映り、美景に引き込まれました。現在進行形の晩秋から初冬への移り変わりをもうしばらくの間、楽しむことができそうです。

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秋の名残を訪ねる旅の終幕は法多山尊永寺へ。「(紅葉は)盛りは過ぎたけど、まだまだきれいだよ」という愛想の良い駐車場のお母さんに見送られ、参道を進みます。名物厄よけ団子の茶店周辺、本殿周囲の庭園に真っ赤に染まったカエデなどが見られました。所によっては落葉が盛んですが、風に揺られ葉が落ちてくる様、ゆったりと水面を漂う様は紅葉狩りシーズン終盤ならではの魅力的なシーンです。


春の桜もしかりですが、紅葉も「終わりがけ」に魅力を感じます。そこに「移ろい」を感じるからではないか、今回歩いてみて、そう再認識しました。四季の存在、時の流れを体感させられ、大げさなようですが、何か生命のリズムを取り戻したような感覚がありました。まだ気分は秋のままの筆者は長袖シャツ1枚に薄手のコートで出掛けてしまい、寒風に体がしびれる半日でした。皆さんはどうぞ、防寒対策は万全にお出掛けください。(デジタル編集部 松本直之)
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