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デジ記者Webレポート

エコの時代に「和の風」を ~其の壱~

2008/05/04




 環境保護が叫ばれる中、洋風化した生活に「和」を取り入れたエコロジー生活はいかがでしょうか。主役は「ほうき」「風呂敷」「扇子」「手ぬぐい」といった日本に古くから伝えられる「和」のアイテム。まさに「温故知新」のライフスタイルです。2回シリーズの1回目は「ほうき」と「風呂敷」にスポットを当てます。




 


 「ほうき」を使って掃除している家庭は、現代日本では、どのくらいの割合を占めるのでしょうか。
 電気掃除機が普及する前は、多くの家庭で使われていた掃除の必須アイテムが、再び注目されています。ライフスタイルが変わり、マンションなど集合住宅で生活する家庭や、共働きなどで夜間に掃除をせざるを得ない家庭の中には、近隣への騒音などに配慮して、電気掃除機でなく「ほうき」を使う家庭も増えているといいます。また、工夫次第でほこりの巻き上げを抑え、アレルギー性鼻炎の症状緩和にも役立っているとも聞きます。畳の部屋が減っている中でも、「ほうき」の需要は減っていないそうです。座敷ほうきで国内30%のシェアを持つ生活用品・掃除用具製造販売のアズマ工業(浜松市中区)の広報担当者は、「座敷ほうきだけで年間60万本売れ、その数は、過去10年間減らず、変わらぬ人気」と言います。最近の消費者の購入傾向などについてうかがいました。

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★★ ほうきの効果的な使い方講座 ★★


 アズマ工業の阿部さんに「ほうきの効果的な使い方講座」を開いてもらいました。ポイントは「畳をブラッシングする」こと。ほこりの巻き上げを抑える工夫も紹介してもらいました。「茶がらをまいてからはけば、ほこりが立ちにくくなる」という生活の知恵を聞いたことがあります。急いでいるのか、面倒なのか、四角い部屋なのに丸くはいてしまう方も多いようですが、穂先を使えば隅々まではくことも難しいことではありません。

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アズマ工業(株) 浜松市中区野口町626番地  お客様相談室 <電053(463)3300>
            「お掃除とアイデア雑貨の快適百貨」   >>>   http://www.rakuten.co.jp/kaihyaku/





 日本の伝統的エコグッズ「風呂敷」は、デザインも色合いもさまざまな物が売り出されていて、包むだけではなく、スカーフやひざ掛け、テーブルクロス、額に入れて室内装飾にと、ファッションアイテムやインテリア用品としても注目されています。最近はエコバッグの使用が推奨されていますが、同じように軽くて、かさばらず、携帯に便利な風呂敷は、あらゆる形状の物を包んでしまうので、和製万能バッグともいえそうです。そこで、袋井市久能でラッピング教室「スタジオラップス」を主宰している佐野正恵さんに、風呂敷を使った実用的なラッピング方法を実演してもらいました。

風呂敷ラッピングでひと工夫


 

     ボトルも包み方で
    おしゃれアイテムに

 

スタジオラップス
佐野正恵さん

★ラッピング(1) 一升瓶など大きめのボトルを包むには・・・ 
                                 
★ラッピング(2) ワインボトルのおしゃれな包み方は・・・
                                 
★ラッピング(3) スイカのような球状のものを包むには・・・
                                 

※ラッピング教室「スタジオラップス」
 
袋井市久能1285-1  電<0538(43)9745> 営業時間=午前10時~午後6時 定休日=日曜・祝日


   『風呂敷』トリビア
 風呂敷の歴史は古く、奈良時代にまでさかのぼります。その名の通り、風呂での敷物が始まりだそうです。寺院には当時、今で言う「薬草サウナ」のような蒸し風呂があり、床のスノコから噴出す熱い蒸気を直接、肌に触れさせないために、また汗を吸わせるために筵(むしろ)を敷いていました。それが「風呂敷」の始まりと言われています。また、風呂に入る際、着物を包むために四角い布を用いたのが始まりとも言われています。




 かつて電気を使えなかったころは、何ごともハンドマチック(手動)な社会でした。掃除も、はたきを使い、ほうきではいて、雑きんでふいての繰り返し。スイッチひとつでゴミ集めということはありませんでした。職人さんが手作りしたほうきは、しっかりつるして保管すれば、10年から20年は使えるそうです。結婚する孫娘に贈りたいと買い求めに見えた女性がいらしたと、アズマ工業の阿部さんは話してくれました。和製万能バッグともいえる「風呂敷」は、スーパーマーケットの空の買い物かごの中に敷き、買った物をかごに入れ、そのまま風呂敷で「スイカ包み」すれば、手軽なエコバッグに早変わり。「温故知新」を再認識した取材でした。(デジタル編集部・吉本寿)




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