(静岡市・佐野由利子63歳)
「もったいない」は、もともと仏教用語の「物体(もったい)」に由来をもつ言葉で、現代ではモノの価値を十分に生かしきれておらず、無駄になっている状態や行為を戒める意味で使われています。子どもに「もったいない」を教えるためには、大人がモノの価値をしっかりとわきまえていなければなりません。でも、それが難しい。
魚が地球の裏側から切り身になってフライの衣を着て運ばれてくる現代、その魚がどのような海で泳いでいたのか、誰のどのような労働によって自分が口にできているのか、大人にもまったくわかりません。価格以外のことは、「そんなの関係ねぇ」というのが、今のグローバル化した市場経済です。
子どもに「もったいない」を教えながら、大人も一緒にモノの価値について考え、学びなおしたいものです。
(県地球温暖化防止活動推進センター)
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