静岡市・こうちゃん17歳
8月14日、静岡市の日本平動物園でシロクマの赤ちゃん(オス・生後9カ月)がデビューしました。かわいらしい姿やしぐさは、大人気のようです。でも、かわいいとばかりいっていられない現実が、ふと頭をよぎります。シロクマは「絶滅危惧(きぐ)種」なのです。
北極圏は地球で最も温暖化が著しい地域です。昨年の北極海の海氷面積は、過去20年間の平均に比べて約40%も減りました。このままで行けば、5年後の夏(9月)には、海氷がすべて解けてなくなるとの予測もあります。
北極圏の寒冷な気候は、人間からすれば厳しいものですが、シロクマ、セイウチ、アザラシなどにとっては、すみ、子どもを産み育て、餌をとるために欠かせないものです。かわいいといいながら、自然を破壊している私たちに、このシロクマの赤ちゃんは何を問いかけているのでしょうか。
(県地球温暖化防止活動推進センター)=金曜日に掲載します。