能力が少し劣っている人間をあなどって言う言葉。天保銭は発行当時百文で通用したので当百と刻印してあるが、明治に入ってからは八厘にしか通用しなかったのでこの様にいわれる様になった。辞書では共通語としているが、他地方ではきいた事がないので掲げておいた。テンポウセンの意味の正反対として、旧陸軍大学校出身者の事を言った。着用のバッジの形がテンポウセンにそっくりであった為である。
(「遠州の方言考」より)
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著者 浅井 昂 1924年生まれ、新袋井フォーラム幹事、(有)どんどこ浅羽相談役。陸軍航空士官学校卒。東京で貿易業などを営む。60歳で定年と決め、「方言の研究」にいそしみ、浅羽の方言保存プロジェクトを主導。著書:「遠州の方言考」 |
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お互いの心の奥にある襞(ひだ)に張られた琴線が、時々共鳴する様な微妙な感情の実体が、正確に伝えられなければ、到底完全なコミュニケーションは不可能だと思う。双方の心の奥にある細いながらも強靱な糸が同じリズムで高鳴ってこそ、本当の仲間である確信が持てるのではないだろうか。この心の琴線が共振現象を起す最も身近な言葉が、それぞれの地方で語られている方言であると考えているのである。 (「遠州の方言考」より、浅井 昂) | |
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