苦手、であるがこれは捕まえられる蛇から見てのことで、この特殊能力のある人には蛇が簡単に捕まってしまう様である。 真偽のほどは不明だがこのような人は耳たぶに穴があいていたり、黒子(ほくろ)があったりするのだと言はれている。
「ニガテの前じゃーヘービも逃げれんゲナ」(苦手と言われている人の前に出ると、流石の蛇も逃走不能だそうだ。)
(「遠州の方言考」より)
|
 |
著者 浅井 昂 1924年生まれ、新袋井フォーラム幹事、(有)どんどこ浅羽相談役。陸軍航空士官学校卒。東京で貿易業などを営む。60歳で定年と決め、「方言の研究」にいそしみ、浅羽の方言保存プロジェクトを主導。著書:「遠州の方言考」 |
|
|
お互いの心の奥にある襞(ひだ)に張られた琴線が、時々共鳴する様な微妙な感情の実体が、正確に伝えられなければ、到底完全なコミュニケーションは不可能だと思う。双方の心の奥にある細いながらも強靱な糸が同じリズムで高鳴ってこそ、本当の仲間である確信が持てるのではないだろうか。この心の琴線が共振現象を起す最も身近な言葉が、それぞれの地方で語られている方言であると考えているのである。 (「遠州の方言考」より、浅井 昂) | |
|
「静岡の方言」はこちらで御覧になれます