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県内食品から乳がん抑制成分探索 沼津工技センター
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2008/09/04 |
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県沼津工業技術支援センターは本年度、県内の特産物など、ふだん口にしている食品の中から、がん細胞の増殖を阻害する成分の探索に乗り出した。特に発生率が高まっている乳がんの抑制に効果がある成分に注目していく。3年間かけて食品を絞り、産官学連携のファルマバレープロジェクトにつなげていきたい考え。 日常摂取する天然の食品の中に、がん細胞の増殖を抑える効果がある成分の存在することは知られている。同センターが2007年度に実施した研究でも、例えばパプリカの抽出液を高速液体クロマトグラフィーで分離した数種の成分の中に、乳がん細胞の成育を阻害するものが認められている。 同センターは、実験用の乳がん細胞を使い、野菜や果物、水産品、キノコ類など約50種類の食品で研究を進めている。食品の種類はさらに増やす方針で、「お茶やミカンなどの効果は、既に各機関の研究が進んでいると思われる。できるだけマイナーな食品から見いだしたい」(岩原健二主任研究員)という。 研究で、がん細胞の阻害効果が高い成分が検出されたとしても、理由解明や実験の積み重ねが求められるとみられるが、大竹輝徳センター長は「県内農産物で見つかれば、JAやベンチャー企業とも連携できるのでは」と期待している。
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